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21/05/10

モビロッツとSCSK、商用車特化型クラウドサービスを提供開始

 トヨタファイナンス、住友三井オートサービス、日野自動車の合弁会社で、トラック・バスを中心とした商用車リース会社のモビロッツ(本社・東京、渡部雅成社長)と、ITサービスを提供するSCSK(同・同、谷原徹社長)は5月、商用車特化型クラウドサービス「ロジビズUP!」の提供を開始する。経営者、運行管理者、ドライバーそれぞれの現場課題解決を支援し、運送業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指す。
 「ロジビズUP!」は、運送業に携わる顧客の物流業務の変革を良い方向へUPさせていくという意味を込めた運送事業運営をトータルサポートする商用車特化型クラウドサービス。運送業に求められる5大管理業務(経営管理・労務管理・車両管理・運行管理・安全管理)で、ITを活用したソリューションサービスを提供する。
 まずは、モビロッツの顧客の企業2社に対して経営管理・車両管理機能のトライアルを提供開始。9月末にトライアル期間を終え、10月以降、関東・甲信越エリアから順に提供開始予定。日野自動車が提供するコネクティッドサービスのHINO CONNECTをはじめ、他社ソリューションサービスとも連携し、機能拡充を順次進める。
 今後は、蓄積したデータに基づいて予防保全・最適な車両売却・代替提案サービス、運送効率・コスト改善に向けたサービスや、庸車の手配を支援するサービス、顧客の経営課題解決の支援に向けたサービスを検討していく。

サービスイメージ図