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21/04/27

デンソーと日通商事、「トレーラブレーキ温度監視システム」を開発

 デンソー(本社・愛知県刈谷市、有馬浩二社長)と日通商事(同・東京、竹津久雄社長)は4月下旬、共同開発した「トレーラブレーキ温度監視システム」を販売する。トレーラ火災の原因となるブレーキの異常な温度上昇を監視し、ドライバーの安全確保やトレーラ火災による物流の停滞回避など社会インフラの維持に貢献する。


 各車輪のブレーキに温度センサーを設置。①異常な高温②急激な温度上昇③他のブレーキとの温度差ーーなどの異常を検知する。トレーラ前端に設置したインジケーターが、正常時は緑、注意はダイダイ、警告は青と切り変り、異常をサイドミラー越しにドライバーへ警告する。


 動作温度範囲はマイナス30℃からプラス45℃。定格作動電圧はDC24ボルトで消費電力は監視中40ミリアンペア、警告中60ミリアンペア。外寸は制御ユニット150×150×40ミリメートル(電線除く)、測温ユニット110×120×55ミリメートル(取り付け部除く)警告インジケーターは80×72×50ミリメートルとなっている。販売代理店は、日通商事と日本トレクス。