- 物流企業
21/04/23
日通、AI技術を取り入れた光学文字認識サービスを導入
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は4月21日、ワンビシアーカイブズ(同・同、佐久間文彦社長)が提供するAI技術を取り入れた光学文字認識サービス「AI-OCR×BPO」を導入した。抜本的な業務効率化を進め、定型業務時間の削減を目指す。
今までRPAで取り扱うことができなかった書類のアナログ情報をデジタル化する。課題となっていた作業日報の入力業務の自動化を実現。複数の作業員が半日~1日かけていた作業日報の入力業務をワンビシアーカイブズに外注することで大幅に効率化できた。
同社では2018年3月から、事務業務にかかる時間を削減するためのRPA(ロボットによる業務自動化)プロジェクトが発足。煩雑な事務手続きの簡素化、事務効率化に取り組んでいる。そんな中、RPAに取り込めない書類のアナログ情報の存在が問題になっており、解決する必要があった。
同社は今後、作業日報以外にも多数ある自動化できていない業務にもAI-OCR×BPOを横展開し、RPAプロジェクトの領域を増やしていきたいとしている。