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21/04/23

SBロジ、市川DCのピッキング・こん包を完全自動化

 ソフトバンクグループのSBロジスティクス(本社・東京、冨沢文秀社長)は、千葉県市川市の市川DC(ディストリビューションセンター)を自動化した。EC(電子商取引)向けフルフィルメントサービスを進化し、高まる需要に高品質なサービスで応える。
 ソフトバンクGが出資するバークシャーグレイのRPP(自動ピッキング・こん包)システムをソフトバンクロボティクスが設置した。
 AI(人工知能)技術を駆使したロボットを活用することで、幅広い商品をバリエーションごとの最小単位で、全自動で扱える。対象は、小型家電・電子機器から、日用雑貨、ポテトチップスのようなパッケージされた常温管理食品など多岐にわたる。
 また同システムは、他社のロボットよりも多種・多量な商品を扱うことが可能。丁寧なハンドリングや出荷箱内への正確な商品配置、出荷箱の自動こん包にも対応している。これにより、既存の人の手によるピッキングとこん包の完全自動化を実現した。
 冨沢文秀社長は、「日本のEC需要に対して高品質なサービスを提供できる存在になると確信している」とする。