- 物流企業
21/04/22
ヤマト運輸、ロクシタン製品の国内輸送最適化へ戦略的パートナーシップ
ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は、仏の化粧品大手ロクシタンの日本法人ロクシタンジャポン(同・同、天野総太郎社長)の国内物流業務を請け負い高度化する。ロクシタンジャポンの物流コスト削減に貢献し、3年後をめどに国内サプライチェーンモデルを確立するほか、ロクシタングループ各国への展開を目指す。
両社はこのほど、戦略的パートナーシップに合意した。ヤマトグループが保有する全国110カ所以上の倉庫ネットワークや輸配送網を組み合わせ、ロクシタン製品の国内輸送を最適化。輸配送管理システムで在庫の偏りや欠品を解消し、輸送コストの低減やスピード配送・納品を実現する。
また、店舗スタッフが販売に注力できる環境の整備、公式通販サイトの配送の迅速化・受け取り方法の多様化などを進める。
ロクシタンジャポンは物流の増加と消費者ニーズの多様化に対応する流通オペレーションの最適化にあたり、サプライチェーン全体を改革するパートナーを求めていた。