- 物流企業
21/04/20
関通、24年2月期までに売上高153億円突破を目指す
関通(本社・大阪府東大阪市、達城久裕社長)は、2024年2月期を最終年度とする3カ年中期経営計画を策定した。最終年度の売上高は21年2月期比61・2%増の153億7000万円、営業利益は同161・9%増の10億9500万円を目指す。
期間中、市場拡大が見込まれる冷凍冷蔵食品のEC(電子商取引)物流サービスに注力し、大型冷凍冷蔵倉庫を新設する。物流拠点の拡張と自動化を進め、同社の倉庫管理システム「クラウドトーマス」との連携で効率化を図る。クラウドトーマスはバージョンアップで機能を強化し、ITベンダーとしての躍進を目指す。また、物流分野の「ラストワンマイル」の課題解決に向けた新サービスを構築する。
成長戦略の推進にあたり、WEB活用で顧客の獲得を図るほか、物流ロボットなどの物流自動化機器・システムを導入して生産性を向上させる。同時に優秀な人材の確保と育成を進める。
21年2月期の業績は、売上高が20年2月期比30・5%増の95億3000万円、営業利益は同43・5%増の4億1800万円。物流サービス事業が順調に売上を伸ばし、増収増益となった。