- 物流企業
21/04/14
センコー、東名阪間で高速バス活用の貨客混載
センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は4月、WILLER EXPRESSが運行する高速バスで、東京・名古屋・大阪間の「貨客混載」の幹線輸送を開始した。バスの荷物スペースを有効活用し、小ロット荷物を低コストでスピード輸送する。同社がバスの出発地までの集荷および到着後の配送を担う。
東京(江東区)~大阪(堺市)、東京(江東区)~名古屋(港区)、 名古屋(港区)~大阪(堺市)を結ぶ3路線で、1日あたり約50便を貨客混載で利用する。運べる荷物は1件350キログラム未満。
料金は発着地からの集配距離によって変動するが、東京~大阪では1件あたり1万8000円~4万3000円で、トラック輸送より低価格で利用できる。同社は今後、高速バスネットワークを使ったサービスの充実を図り、顧客の希望時間帯・輸送量への柔軟な対応を目指す。