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21/04/12

SGホールディングス、消費者庁の内部通報制度認証に登録

登録企業に使用が許諾されるWCMSマーク

 SGホールディングス(本社・京都市、荒木秀夫社長)は4月9日、「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」に登録された。従業員が登録しやすい内部通報制動をつくり、コーポレートガバナンス(社内統治)を強化していることが評価された。
 同社は、従業員とその家族、協力会社の従業員などが、法令や社内規則、倫理・行動 規範に違反する行為などを通報するための窓口として、内部通報制度である「SGホールディングスグループ コンプラアインス・ホットライン」を2015年1月から運用。17年5月からは社外窓口、同年7月からは海外窓口も設置している。
 そのほか、従業員が安心して制度を活用できる環境整備を目指し、内部通報規程の改定や通報者のフォローアップ体制の強化を図るなど、内部通報制度の実効性向上に取り組んでいる。
 また、グループ全従業員向けのアンケートの実施や、社内教育ツール「コンプライアンス通信」を通じ、窓口が従業員にとって身近で利用しやすいものとなるよう周知、改善に継続的に注力している。
 内部通報制度認証は、コーポレート・ガバナンスの重要な要素である内部通報制度の適切な整備・運用の促進、質の向上とコンプライアンス(法令順守)経営の推進を図るため、2019年2月より消費者庁が運用を開始した制度。登録企業にはWCMSマークの使用が許諾されている。