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21/04/09

郵船ロジ、ベトナム・ホーチミン近郊に倉庫新設

 郵船ロジスティクス(本社・東京、神山亨社長)は4月5日、ベトナムのホーチミン近郊に同国で2カ所目となる自社倉庫を新設した。個人消費増加に伴い拡大するDC(在庫型物流センター)需要や、ベトナムでのサプライチェーンのニーズに対応する。
 新倉庫の「Yusen Tan Dong Hiep B Logistics Center」の面積は約1万平方メートル。ホーチミン市中心部、タンソンニャット国際空港、カットライ港、さらに建設中のロンタイン国際空港へのアクセスも良好な立地で、成長著しいベトナム南部地域のメイン物流ハブとして機能する。
 また、高層大型ラックやLED照明システムに加え、高いセキュリティ設備を完備。今後は、さまざまニーズに合わせ、保管、こん包、ラベル貼付、組み立てなどの流通加工や、ベトナム各地への配送手配などの各種サービスを提供する。 
 ベトナム法人の中尾英道社長は「この新倉庫でベトナムの顧客の成長をサポート。今後さらなる発展が見込まれるベトナムにおけるディストリビューション機能を強化し、顧客の物流需要に対応する」としている。