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21/04/09

鴻池運輸、燃料電池医療車の利活用実証実験に協力

 鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は3月31日、燃料電池医療車(FC医療車)に搭載する3種類の医療機器計4台を熊本赤十字病院に寄贈した。

燃料電池医療車(FC医療車)の外装

内装

 今夏に行われるトヨタ自動車と熊本赤十字病院による「燃料電池医療車の利活用実証実験」で使用するもの。平時の医療活動だけでなく災害時や訓練などで医療車・電源車として燃料電池車を使用する。社会での有効性確認と、新たな価値を見出すことが目的。
 同社は、熊本赤十字病院主体で2020年2月に実施した「ドローンを用いた高品質医療物流サービスの実現に向けた実証試験」にも参画。救急災害医療への取り組み・研究を進める病院・大学・企業のプロジェクトの一員として、緊急時対応の知見を重ねており、今後も同実証実験に継続的に参加していく予定。