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21/04/08
NEXCO中日本、トラック駐車予約システムの社会実験で一部有料化
中日本高速道路(=NEXCO中日本、本社・名古屋市、宮池克人社長)は5月1日午前0時から、東名高速道路下りの豊橋PA(パーキングエリア)の「駐車場予約システム」の利用料を一部有料化する。混雑する深夜を有料時間帯にすることで、トラックドライバーの確実な休憩機会を確保する狙い。
実施期間は2021年11月頃まで。対象駐車マスは中型・大型が10台(うち1台は定期利用)、特大・ダブル連結トラックは9台(うち3台は定期利用)。利用にあたってはモニター登録やクレジットカードの事前登録が必要となる。
同システムは2019年4月から社会実験を実施。トラックドライバーの労働生産性の向上や働き方の改善を支援している。これまで無料で運用していたが、深夜の時間帯で予約上限に達していた。混雑する時間帯を有料化することで、空いている前後の時間に分散駐車を促し、混雑する深夜でも確実に駐車できるシステムを目指す。