• 物流企業

21/04/07

エスライングループ、「小牧物流センター」開設

「小牧物流センター」全景

 エスライン(本社・岐阜県岐南町、山口嘉彦社長)はこのほど、愛知県大口町に新拠点「小牧物流センター」を開設した。グループ会社のエスラインギフとエスライン各務原が協業して運営する。同グループ初の企業内保育所を設置するほか、加工場には自動ソーターを導入し、業務の効率化を図る。
 所在地は愛知県大口町豊田3ノ9。鉄骨造3階建て。延床面積は9852平方メートル。自動ソーターで仕分け・こん包・封かん・ラベル貼りまでを自動化する。商品の投入口は14ヶ所、落とし口は200ヶ所。 このほか3トン荷物用エレベーター1基、垂直搬送機1基を備える。
 これまで主に、エスラインギフは小口貨物中心の集配業務と幹線輸送、エスライン各務原は大手量販店の商品保管・加工作業・店舗配送を行ってきた。

3階加工場の自動ソーター

 同センターでは互いの特徴を生かしながら共同で新たな物流サービスを展開し、物流ソリューションの複合施設を目指す。ソフト・ハードの両面から業務の効率向上化、省力化、生産性の向上、雇用の確保を図り、働きやすい職場作り・環境作りに注力する。
 同センター開設に伴い、エスラインギフの一宮支店は営業を終了し、3月22日から「小牧支店」として移転オープンした。