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21/04/05

SBS東芝ロジ、千葉県柏市の北関東支店で棚搬送ロボット稼働開始

導入した棚搬送ロボットシステム

 SBS東芝ロジスティクス(本社・川崎市、佐藤広明社長)は4月1日、千葉県柏市の北関東支店に、東芝インフラシステムズ製の棚搬送ロボットシステムと太陽光発電設備を導入した。3月1日から日本シグマックスの業務で稼働を開始した。作業負担の軽減、時間短縮と作業ミス低減の実現を目指す。
 棚搬送ロボット20台、ワーキングステーション5基を導入した。自社開発のシミュレーションソフトを活用し、棚搬送ロボット適用商品を選定。棚搬送ロボットとワーキングステーションの最適台数を導き出し、ピッキング作業の生産性を従来比3倍に向上させることを可能にした。
 また、再生可能エネルギー活用による二酸化炭素排出量の削減、地球温暖化抑制に寄与するため太陽光発電設備も導入。棚エリアの無人化による新型コロナウィルス感染防止も図っている。
 同社は、物流業界の省人化や省力化などの労働力不足への対応と環境負荷軽減に向け、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでおり、環境省補助金を活用して両システムの導入を行った。