- 物流企業
21/04/05
鴻池運輸、国内農産品を海外へ販売
鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は3月31日、国内農産品の調達から海外バイヤーへの販売まで一貫して行う「KONOIKEフレッシュサービス」を開始した。海外での販売機会を創出したい国内の生産者や産地のニーズに応える。
グループが持つ海外ネットワークを基盤に、調達から海外販売までを一貫して行う。生産者にとっては、輸出手続きなど煩雑な手続きが不要で、安心・確実な海外での販売が可能になる。当面は香港向けのサービスを提供する。
2020年12月に開始した熊本県産いちご「恋みのり/ゆうべに」の香港輸出実績をもとに、年間を通じた農産品の輸出・販売に取り組んでいる。今後は日本国内の集荷先を広げ、アジア各国にある拠点(9か国・現地法人27社)を軸として販売ネットワークを構築・拡大していく。