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21/03/26

日立物流、利用・体験型サービスを物流面から支援する「レコビス」の提供開始

 日立物流(本社・東京、中谷康夫社長)は3月24日、レンタル・サブスクリプション・シェアリングなどの利用・体験型サービスを物流面から支援する「レコビス」の提供を開始した。ものを買うから借りるへ、所有から利用へといった消費志向の変化に対応するビジネスのサポートを図る。
 レコビスは、RFID(無線ICタグ)などを利用して個品ごとの商品ステータスを可視化し、入出荷・返却・メンテナンスの状況を把握するソリューション。貸出予約・検索・返却フォローなど、レンタルやシェアリング事業に必要なサービス機能が統合されている。
 また、初期不良品や中古品の修理・整備、クリーニングなどの外部と連携したサービスへの物流にも対応し、モノの利用という新たな消費サイクルをつなぐ。
 同社は、「今後はさまざまなパートナー企業との協創を通じ、レンタルEC(電子商取引)事業者とのAPI連携を進め、利用体験型サービスの価値を高めていく」としている。