- 物流企業
21/03/26
福通、東北ー大阪間でブロックトレインの運行を開始
福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は3月23日、4往復目となる専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」をJR貨物の東海道線・東北本線で運行開始した。大阪市此花区の安治川口駅と岩手県盛岡市の盛岡貨物ターミナル駅(タ)間の約1088キロメートルを往復する。
列車は20両編成で、輸送量は1列車あたり31フィートコンテナ40個(往復80個)。安治川口を午後10時8分発で、盛岡貨物タに午後2時33分着。また、盛岡タを午後7時8分発で安治川口に午後4時着。
同社は物流業界のトラックドライバーの労務改善や C O2(二酸化炭素)排出量削減に向け、モーダルシフトを推進している。福山レールエクスプレス号は2013年3月から東京ー大阪間、15年3月から東京ー岡山・福山(広島)間、 17年5月から名古屋ー福岡間の幹線輸送で毎日、各1往復している。今回の大阪ー岩手間の運転開始で、合わせて大型トラック328台分を貨物鉄道へモーダルシフトした。