• 物流企業

21/03/25

センコー、新たな長距離輸送サービス「物流バス」を本格運行

 センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は4月から、長距離輸送サービス「物流バス」を九州~本州間で本格運行する。ドライバー不足や労働時間規制で困難になりつつある600キロメートル以上の長距離運行で安定的なサービスを提供する。
 20トンのウイングシャーシを使用し、顧客の荷量にあわせてスペースを販売する。始発終着場所のほかに、停留所として港などの積み替え場所でも積み下ろしができ、複数の顧客が色々な場所で乗り降り可能。また、小口、中ロット、異形物、重量物など、スペース内に収まるものなら何でも積むことができる。
 さらに、貸し切りやリードタイム優先のエクスプレス、料金優先のエコノミー、船・鉄道利用など環境優先のエコバスなど、ニーズに応じた多様なラインナップで対応する。
 同社は、荷物と輸送インフラの情報を一元管理する集中配車センターを関東、関西、九州地区に開設。物流バスの物量確保と効率的な運行を目指す。