• 物流企業

21/03/25

西濃、静岡県と包括連携協定を締結

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は3月22日、静岡県と包括連携協定を締結した。双方の資源を有効活用した協働を推進し、地方創生の実現を図る。
 交通ネットワークの維持、地域の安全・安心や環境保全などが主な項目。「物流を通じて、国家社会に貢献する」という西濃運輸の使命実現の一環。
 西濃は、東名・新東名高速道路や整備が進む中部横断道路、清水港からのRORO船など、物流事業者として静岡県が取り組んでいる交通ネットワークの充実に大きく期待している。また、環境保全の分野では、同県の6つの事業所に環境にやさしいハイブリッド車を44台導入。昨年12月より、沼津支店にAI搭載の大型ハイブリッドトラックを2台入れた。
 小寺社長は、「今回の提携により、今後さまざまな分野で、一層の地域の活性化と県民サービスの向上に寄与していきたい」としている。

協定書への署名を行った川勝平太知事(左)と小寺社長(右)