• 物流企業

21/03/19

山九、トラック衝突防止補助システムを584台に導入

「モービルアイ」

 山九(本社・東京、中村公大社長)は3月中に、子会社のサンキュウトランスポート6社の全車両584台に衝突防止補助システムを導入する。物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める中心機器として、さらに山九グループ全体への導入も検討する。
 ジャパン・トゥエンティワンが販売する「モービルアイ」を導入する。通信型デジタルタコグラフと連携して運用することで、トラックの運行情報を取得。ドライバーの運転習慣の改善・分析をサポートする。
 車間距離警報などで交通事故を防止し安全運転につなげる。また適切な車間距離の保持により、急発進や急ハンドルなどの行動を減らし、輸送品質の向上を図る。
 同システムは先進運転支援システムの後付製品としては世界で初めて欧州安全基準「車線逸脱警報」に適合。さらに国際標準化機構のISO15623「前方車両衝突警報システム」の性能基準にも適合している。