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21/03/18

日通、成田空港近郊の温度管理施設で医薬品輸送品質認証を取得

CEIV Pharma ロゴ

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は3月15日、医薬品輸送品質認証「CEIV Pharma」を取得した。成田国際空港近郊の拠点「Narita Temperature Controlled HUB(NTCH)」と、成田空港と拠点間の輸送部分が対象。認証取得を通じ、安全で高品質な医薬品輸送サービスを提供する。
 2019年10月に成田空港主催のコミュニティのメンバーとして認証取得に向けた取り組みを開始。成田空港の支援を受けながら、コミュニティのフォワーダーとして認証を取得。NTCHが取得した医薬品に関する品質認証は、20年3月に取得したGDP(適正流通基準)認証に続き2例目となる。
 日通は、23年度までのグループ経営計画で医薬品産業を重点産業に位置付け。20年度にはGDPに準拠した東日本、西日本、九州、富山の医薬品専用倉庫をしゅん工し、サービスの提供を開始。また、海外でもGDP認証の取得をはじめとした基盤整備を順次進めている。

NTCH 施設内仕分け室