- 物流機器メーカー
21/03/18
ワコーパレット、低温冷凍コンテナのレンタル・販売を開始
物流機器のレンタル・販売などを行うワコーパレット(本社・大阪市、羽山謙造社長)はこのほど、低温冷凍コンテナのレンタルと販売を開始した。新型コロナウイルスワクチンの輸送・保管に対応可能で5月以降にも本格化するとされる国内のワクチン接種に対応する。
低温冷凍コンテナは、ワクチンの適切な輸送・保管に必要なマイナス25~マイナス30℃に対応した冷凍機能を備え、最大積載量は20トン。ボディには頑丈な海上輸送用コンテナを採用し、冷凍・冷蔵ユニットには低騒音の定置型を搭載。建物を建築して保管庫を設置する場合に比べ、短納期・低コストで設置ができる。
現在、約600台の冷凍コンテナを保有しており、病院や製薬会社向けにレンタル可能。4月以降には、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの輸送・保管に対応できるマイナス70度以下の超低温冷凍コンテナのレンタルと販売もスタートする。