• 物流企業

21/03/15

ニチレイロジ、年間18万時間の業務RPA化達成

 ニチレイロジグループ(本社・東京、梅澤一彦社長)は2月、年間18万時間の業務RPA化(ロボットによる業務プロセス自動化)を達成した。従業員の年間総労働時間の約6パーセントを削減し、生み出された時間をコミュニケーション強化などに充て、顧客の利用体験価値向上を目指す。

リソースシフトイメージ

 

 同社の取り組みはIT部門ではなく、全国の物流センター事業所の従業員がシナリオを作成し自ら業務を変革していくのが特徴。研修やコンテンツも独自のものを開発し、「業務をよりよくする」「働き方を変える」という目的を事業所全体で共有し活動を進めている。
 これまでに時間外労働の削減や業務フローの再構築、また従業員がRPAの知見を活かして活躍の場を広げている。
 今後も業務のデジタル化を推進し、顧客のサプライチェーンを支える「持続可能な物流」の実現を目指す。

RPA研修プラットフォームおよび女性社員合宿イメージ