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21/03/10

カインズ、埼玉県日高市に大型物流センターを開設

「GLP狭山日高Ⅲ」外観完成イメージ

 全国でホームセンター事業を展開するカインズ(本社・埼玉県本庄市、高家正行社長)は2024年3月、埼玉県日高市に専用物流センターを開設する。日本GLP(同・東京、帖佐義之社長)の物流施設「GLP狭山日高 Ⅲ」を一棟賃借する。
 所在地は埼玉県日高市上鹿山。都心から約43キロメートル、圏央道狭山日高インターチェンジから約3・4キロメートルに位置し、圏央道と国道6号の結節点に立地。敷地面積は約5万5000平方メートル、耐震S造の地上3階建てで延べ床面積は約6万7000平方メートル。スロープによる2階への直接アクセスや、1階での3面バース採用で保管と配送業務の効率化を図る。
 首都圏エリアの店舗への配送機能と、保管機能を併せ持つ「次世代大型物流センター」として機能する。また、物流のデジタルトランスフォーメーション推進に向けてロボット設備導入による自動化を検討している。
 さらに、建物外周部にブレースを配置して庫内の機械化、自動化に向けた設計の自由度を確保。その他、11台のトラック待機場を設置するとともに、バース予約システムの導入も検討しており、トラックドライバーの負荷軽減にも取り組む。