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21/03/10

アマゾン、食品スーパーのバローと生鮮食品のオンライン販売で協業

 アマゾンジャパン(本社・東京、ジャスパー・チャン社長)は今夏、東海・甲信越・北陸・近畿地方を中心に「スーパーマーケットバロー」を239店舗展開するバローホールディングス(同・岐阜県多治見市、田代正美社長)と、生鮮食品のオンライン販売で協業を開始する。
 対象エリアの、多様な特典やサービスが受けられる会員制有料プログラムのアマゾンプライム会員は、バローの実店舗の商品をアマゾン上のバローのストアでオンラインで購入可能。アマゾンの配送ネットワークを通じて注文から最短2時間で受け取ることができるようになる。
 東海地方でのアマゾンを通じた生鮮食品のオンライン販売・配送サービスの提供は今回が初。同サービスは、まずは愛知県名古屋市の一部エリアにおいて開始し、配送エリアを順次拡大していく予定。
 アマゾンは、プライム会員向けサービスとして、東京・神奈川・千葉の一部エリアで「Amazonフレッシュ」を、また、食品スーパーライフとの協業で、東京・神奈川・大阪の一部エリアでライフのストアを展開している。関東地方、関西地方に続き、今回のバローとの協業を通じて、今後は東海地方でも生鮮食品の最短当日配送サービスを開始し、プライムのさらなる利便性向上を図っていくとしている。