- 物流企業
21/03/05
ヤマト運輸ら、遠隔診療での調剤薬局の業務を効率化
ヤマト運輸(本社・東京、栗栖利蔵社長)とインテグリティ・ヘルスケア(同・同、園田愛社長)は3月4日、遠隔診療での調剤薬局の業務効率化に向けてシステム連携を開始する。処方薬発送時の業務負荷軽減などオンライン診療・処方に関わるサービスの提供を目指す。
インテグリティが提供しているオンライン診療・服薬指導システム「YaDoc Quick」と、ヤマトの法人向けWebサービス「ヤマトビジネスメンバーズ」の「送り状発行システムB2クラウド」をAPI連携。
調剤薬局は、オンライン診療・処方から配送伝票発行、荷物追跡といった配送管理までをワンストップで行うことが可能になる。また、患者は「YaDoc Quick」へ個人情報を登録。処方薬の配送・受取に関わる情報と連携されるため、よりスムーズにオンライン診療から処方薬の受け取りまで完結することができる。クロネコメンバーズ加入者であれば受け取り場所や時間の変更も可能になる。
今後は、両社の持っている知見やリソースをさらに活用し、オンライン診療から服薬指導、薬の配送に至るまでをスムーズに進められるよう改善に取り組み、オンライン診療の拡大と医療従事者や患者に対して効率化につながるサービスを検討していく。