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21/03/03

SGホールディングス、次世代型大規模物流センターを全面稼働

 SGホールディングス(本社・京都市、荒木秀夫社長)はこのほど、次世代型大規模物流センター「Ⅹフロンティア」で、自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」を稼働した。これにより、「Xフロンティア」で順次稼働していたグループ各社の機能がそろい、相互連携が本格化する。
 Xフロンティアは佐川急便の大規模中継センターとグループ各社の持つ国際物流や重量物輸送、EC(電子商取引)物流の機能を集約した。2020年10月に1層目(1・2階)、21年1月に2層目(3・4階)が稼働している。
 今回、2層目が国際物流拠点・ECプラットフォーム機能と搬送機で直接結ばれたことで、佐川急便のネットワークと、各社のロジスティクス機能が一体化。フロンティア内で各方面への発送や物流加工が可能となる。これにより、中継機能の処理能力が向上し、配送までのリードタイムを短縮する。