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21/02/26

日通、中国ベトナム間クロスボーダー輸送サービスを開始

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は2月24日、中国・蘇州発ベトナム・ハノイ向けクロスボーダー鉄道輸送サービスを開始した。現在、中国から東南アジア向けの海上輸送は本船のスペース不足の影響を受けており、安定したリードタイムで提供できる輸送ルートを確保する。
 中国とベトナムを結ぶ国際鉄道を利用する。多くの企業が集積する華東エリアに位置する蘇州西駅を発駅とし、南寧南駅を経由してイェンビエン駅(ハノイ)に到着。鉄道輸送により8~10日の安定したリードタイムで、海上輸送やトラック輸送混雑時のBCP(事業継続計画)対策に繋がる環境に優しい輸送サービスが特長。
 同社では今後、ベトナム発中国向けの鉄道輸送サービスの開発を進め、鉄道とその他の輸送モードを組み合わせた輸送サービスも検討していくとのこと。