• その他

21/02/24

運輸労連、加盟大手1万800円要求

 運輸労連(難波淳介委員長)に加盟する大手13組合のうち10組合が2021春闘の賃上げ要求を行った。うち9組合は1万800円を要求した。
 新型コロナウイルスの影響で荷動きと業績が全体に落ち込む中、注目される今春闘。全日通労働組合をはじめ、ほとんどの組合は組織方針の1万800円を要求した。要求額は次の通り。
 ▽全日通1万800円▽ヤマト運輸1万800円▽トナミ運輸1万800円▽トールジャパン1万800円▽セイノースーパーエクスプレス8000円▽名鉄運輸1万800円▽全新潟運輸1万800円▽日通トランスポート1万800円▽愛知陸運1万800円▽エスラインギフ1万800円
 賞与については、全日通が年間5カ月、セイノースーパーエクスが同90万円、愛知陸運が同120万円、ヤマト運輸が夏季70万円、他の6組合は夏季60万円を要求に掲げた。丸全昭和運輸と日立物流は今週、三菱電機ロジスティクスは3月に要求を提出する。
 今週以降、毎週金曜日に運輸労連としての統一交渉日が設定され、3月18日に大手はヤマ場を迎える。