- 物流企業
21/02/18
西濃、3月29日から名古屋~福岡間で混載ブロックトレインの運転開始
西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は3月29日から、日本フレートライナーおよびJR貨物と連携し、名古屋~福岡間で混載ブロックトレインの運転を開始する。トラックドライバー不足に対応し、鉄道へのモーダルシフトでCO2(二酸化炭素)排出量削減に取り組む。この運行で年間5722トンのCO2削減を見込んでいる。
輸送する積合せ貨物は1列車あたり31フィートコンテナ22個、20フィートコンテナ10個。名古屋貨物ターミナル駅(以下、貨物ターミナル駅はタ)~福岡タ間の約826キロメートルで、コンテナ列車の編成の一部を貸切で輸送する。西濃運輸が積合せ貨物を貨物駅に持ち込み、日本フレートライナーが受託人となって貨物列車に積載。JR貨物が貨物駅間を直行輸送する。
列車は24両編成で、このうち16両を利用する。下りは名古屋タを午後10時12分発で福岡タに午後0時47分着。上りは福岡タを午前0時22分発で名古屋タに午後6時23分着。
西濃運輸の混載ブロックトレインの運転は「カンガルーライナーSS60」に続き2往復目。