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21/02/16

大和物流、22年4月白山市に北陸エリアで最大の物流施設稼働

 

完成予想図

 大和ハウスグループの大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2022年4月、石川県白山市に「金沢・白山物流センター」を稼働する。北陸エリアでは最大の物流拠点。保管・在庫管理、各種流通加工、共同配送など幅広いニーズに対応し、エリアの物流事業の拡大に取り組む。
 所在地は石川県白山市松本町889ほか。敷地面積は2万2879平方メートル、鉄骨造2階建で、延床面積は2万3800平方メートル。貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基を備える。
 保管効率と利便性を追求した施設仕様。天候にかかわらず入出庫しやすい中央車路方式を採用する。トラックバースは湿気に強く埃も入りにくい高床式ホームで、大型車両28台が同時接車可能。ドックレベラー完備で、海上コンテナやロールボックスパレットなど多彩な貨物の取り扱いに対応する。
 北陸の主要都市に直結する北陸自動車道美川IC(インターチェンジ)から約2キロメートル、徳光スマートICから約3キロメートルの立地で、エリア内の配送拠点のほか首都圏・中京圏・近畿圏への広域配送拠点として活用できる。北陸にある既存施設は満床状態が続いており、今後も継続的な物流需要があると見込んで新設する。

広域図