国交省、19日から荷役機器の補助募集

　国土交通省は２月19日、車両後部に設置し貨物を上げ下げするテールゲートリフターなどの導入補助事業の募集を開始する。トラックドライバーが荷役作業にかける時間を短縮できる機器の普及を図り、多様な人材確保を後押しする。
　補助事業は、2020年度補正予算案で盛り込まれたもの。中小トラック運送会社の労働生産性向上を支援する事業として、１億4000万円の予算を活用する。
　テールゲートリフターに加え、トラック搭載型のクレーン、トラックの荷台にパレット貨物を２段積みできるデッキが対象。昨年12月15日〜今年３月31日の間に導入したものに対し、通常機器価格の６分の１を補助する。
　申請受付期間は３月11日で、申請額が予算額を超えた場合は、補助金が交付されないことがある。詳細は全日本トラック協会のホームページで公表する。