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21/02/03

大和物流、京都で3拠点目の物流施設建設

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2022年2月、京都府久御山町に関西広域を商圏とする企業向けの物流施設「久御山物流センターⅡ」を稼働する。京都エリアでのさらなる物流需要の増加を見据える。
   所在地は京都府久御山町林高黒1ノ1ほか。第二京阪道路久御山南IC(インターチェンジ)から約2キロメートル、京滋バイパス・巨椋ICから約5キロメートル。敷地面積は1万2233平方メートル、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造4階建てで、延床面積は2万4501平方メートル。規模が大きいため、荷主企業の物流拠点集約にも対応可能。
 屋内トラックバースを採用しており、上層階の保管可能面積を確保するとともに、天候に左右さずに入出荷業務を行える。貨物用エレベーターと垂直搬送機はそれぞれ3基設置。
   大和物流は、今回の拠点開設で、既存の「久御山物流センター」「京都物流センター」と合わせて京都エリアに、4万9500平方メートルの倉庫面積を保有。繁閑による在庫量の増減への対応や車両・人員の連携による安定的な施設運営を可能としており、顧客へのソリューション提案を展開していく考え。