ニチレイロジ、タイに倉庫を増設

　ニチレイロジグループ(本社・東京、梅澤一彦社長)のタイ現地法人SCG Nichirei Logisticsは２月１日、サムットプラカーン県内の物流センター既存棟隣接地に２期棟を増設した。設備能力を増強し、既存顧客へのサービスを強化するとともに、タイ国内の卸や小売り系の顧客へもサービスを提供する。
　鉄骨鉄骨造平屋建てで、設備能力は、２万4660トン。内訳は、Ｆ級冷蔵庫が１万6670トン、Ｃ級冷蔵庫4210トン、低温室3780トン。その他、解凍室250平方メートルと凍結室160平方メートルも備え、付帯業務も手掛ける。接車バースは18基。
　既存棟と合計した設備能力は4万7460トンとなる。今後は、増強した保管設備と付帯サービス提供機能を活用し、既存顧客の幅広いニーズに応える。また近年タイ国内で市場規模拡大を続ける川中・川下の卸・物流小売系での高品質な物流サービスの提供もしていく。