• 物流企業

21/02/03

ネクストロジ、新たに6社参画で幹線輸送スキームの構築を加速

 日野自動車(本社・東京日野市、下義生社長)の子会社で物流の問題解決に取り組むネクスト・ロジスティクス・ジャパン(同・東京、梅村幸生社長)は、新たに6社が出資した。各社の知見・ノウハウを結集し、新しい幹線輸送スキームの構築を加速する。
 参加したのは、ギオン(同・神奈川県相模原市、祇園義久社長)、鴻池運輸(同・大阪市、鴻池忠彦社長)、鈴与(同・静岡市、鈴木健一郎社長)、日清食品ホールディングス(同・東京、安藤宏基社長)、日本製紙物流(同・埼玉県草加市、大市哲也社長)、ブリヂストン(同・東京、石橋秀一Global CEO)。出資額は合計7300万円。
 新たに加わった6社の主な取り組みでは、ギオンや鴻池がクロスドック拠点の開発や自動化などを手掛け、鈴与はトレーラー輸送を活用した幹線輸送オペレーションを確立する。日清食品HDや日本製紙物流、ブリヂストンはそれぞれの扱う食品や紙、タイヤなどの輸送ノウハウを蓄積し、混載輸送の拡大などにつなげる。
 ネクストロジの梅村社長は「各社の知見・技術による高積載輸送ノウハウの確立や荷役作業含めた省人化の取組みを進め、『ドライバー不足によりモノが運べなくなる』という社会問題解決に向け、着実に取り組んでいく」としている。
 現在ネクストロジには、今回の6社を加え、15社が参加している。

幹線輸送スキームの実用化に向けた取り組みとイメージ