- 物流企業
21/02/02
日通、22年1月に持ち株会社体制へ移行
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は2022年1月4日、純粋持ち株会社を設立し、持ち株会社体制へ移行する。移行により、中長期的な視点でグループ経営を進化させ、企業グループとしての価値の最大化を目指す。
日本通運は、中核事業会社として、日本国内ロジスティクス事業と、日本起点のグローバル事業をけん引する役割が中心。海外ロジスティクス事業は、海外各地域統括会社がグローバル本社機能を有する新設の持ち株会社と連携しながらけん引する。
また、日通商事など物流サポート事業会社は、グループ内向けサービスの機能会社と、顧客向け物流関連サービスを提供する物流サポート事業会社に役割を整理。ロジスティクスに新たな価値を付加する事業を展開し、物流の高度化を推進する。
新体制への移行方法は、日本通運を株式移転完全子会社、新設する持ち株会社を完全親会社とする単独株式移転方式による。