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21/02/01
オリンパス、子会社にロボット倉庫など自動化設備を導入
オリンパス(本社・東京・竹内康雄社長)は2021年1月から、物流子会社 のオリンパスロジテックスにロボット倉庫などの自動化設備を導入する。医療 ・化学関連製品の安定かつ迅速な供給が目的。
医療分野のシングルユース製品や科学分野の付属品など、約3000種類に及ぶ出荷製品のピッキング作業、配送便仕分け作業を自動化。 1日の最大出荷能力を従来比約1・8倍に向上。業務工数も従来比約40%削減し。削減した工数を他業務に充て、生産性の向上を目指す。
今回導入したロボット倉庫「Auto Store」は、約2000種類25万点以上ある製品を高密度に収納することで効率的に管理。出荷スピードと頻度の高い製品は、「バケット自動倉庫」で取り扱う。1000種類10万点以上ある製品の中から、出荷したい製品を最短30秒で回収が可能だ。
どちらも製品の使用期限を正確に管理し、作業者の移動も最小限に抑えることができる。
ピッキングされた製品は「ユニシャトルHP」でオーダーごとに集約し、配送便の行き先、出発時間、緊急度などを元に自動で仕分ける。
継続的に物流改善に取り組み、顧客の多様なニーズに対応し続けていく。