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21/01/26

赤羽一嘉国土交通相新春インタビュー、非接触・非対面実現へ機器・新技術導入で後押し

 新型コロナウイルス感染症流行下でも物流は、生活や経済を支える不可欠なサービスとして機能を維持した。改めて敬意と感謝を述べる。ウィズコロナ、ポストコロナを見据え、課題に取り組みたい。
 非接触・非対面物流への転換から、輸配送や庫内作業でロボット活用の期待が高まっている。DX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性も再認識された。来年度始まる次期総合物流施策大綱を踏まえ、関係省庁、荷主・物流企業と連携したい。具体的には物流効率化に合わせて自動化機器を導入する企業、発・着荷主と物流企業が連携してサプライチェーンの自動化・機械化を行う取り組みに補助を出す。
 DXの前提にもなるパレット標準化も、加工食品などで取り組みが進みつつあり、時機を逸せず集中的にDXと標準化を推進することが重要。
 トラック企業が感染防止を図りつつ、事業を継続できるよう生産性向上も支援する。例えばAI・ICT(情報通信技術)によるデジタル化を後押しする。 (文責・輸送経済新聞社)