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21/01/26

福岡運輸、オー・ケー・ライン子会社化で関東のネットワークを強化

 福岡運輸(本社・福岡市、富永泰輔社長)は1月20日、冷凍冷蔵運送業のオー・ケー・ライン(同・千葉県船橋市、大窪淑史社長)を完全子会社化した。千葉県内に2カ所、東京都内に1カ所の拠点を構えるオー・ケー・ラインを傘下に迎え、福岡運輸グループは関東圏の物流ネットワークを強化。輸送能力の向上、物流サービスの拡充を図る。
 オー・ケー・ラインは1992年設立の定温物流企業で、食品小口配送に特化。船橋市の自社施設を主要拠点とし、食品スーパーの物流センター向けに365日24時間体制で定温物流サービスを提供している。
 今回の子会社化で、関東圏の福岡運輸グループの拠点は計9カ所となる。このうち船橋市では2つの物流センターが近接し、物流インフラや営業機能の融合などで早期のシナジー効果を見込む。