• 物流企業

21/01/22

トランコム、長野市に次世代DX拠点を開設

トランコムのロゴをアピールしたガラス張りの外観

 トランコム(本社・名古屋市、恒川穣社長)は1月21日、長野市に「TRANCOM Logistics Data LAB」を新設した。コア事業である物流情報サービス事業の業務向上を図るとともに、パートナー企業の利便性向上、事業の物流デジタル化(DX)を強化する。
 新拠点の所在地は、長野市南長野南石堂町1293で長栄南石堂ビル1階に入居する。国内40か所の情報センターで行っていた受領書処理業務を新拠点で一本化。ペーパーレスによる電子化に向けて取り組むことで、業務効率の向上とパートナー企業への利便性向上を進める。加えて、物流情報サービス事業が保持するビックデータの分析を行う機能も構築し、各情報センターのサービスレベルや生産性の向上にもつなげる考え。

地域の方々との交流スペースも備えたオフィス

 事業の高度化を推進するだけでなく、地方環境を活用した地域の人々や地域スタートアップ企業との交流・連携、障がい者雇用の促進による現地雇用拡大など地域活性化にも取り組んでいく。
 同社が新拠点を開設した長野県はIT人材・IT産業の集積地を目指しており、長野市は産業振興のため企業誘致を積極展開している。