- 物流企業
21/01/21
住友倉庫、ポートアイランドで新倉庫稼働
住友倉庫(本社・大阪市、小野孝則社長)は1月20日、神戸市中央区のポートアイランドで新倉庫を稼働した。自然災害への備えを強化し、顧客の様々な物流ニーズに応える。
所在地は神戸市中央区港島7ノ14ポートアイランド営業所L-6300倉庫。コンテナターミナルや神戸空港に至近で、輸出入貨物の取扱いに最適な立地。敷地面積は3万1266平方メートル。鉄筋コンクリート4階建てで、延床面積は4万9872平方メートル。市街地へのアクセスに優れており、サプライチェーンマネジメントの要となる物流拠点として利用できる。また、大阪湾岸道路の延長により、大阪港、関西国際空港と中国四国地方に直結されるため、物流利便性のさらなる向上が期待される。
近年多発している大型台風などに対する「防災」を第一に考え、1階中央部に車輌通路と接車バースを配置した全天候型物流施設となっている。
また、自然災害への備えの強化のため、強風や大雨による荷役への影響を最小化する構造で、72時間対応の非常用自家発電設備、防潮設備、強化シャッターなどを採用。定温庫、空調庫及び書類などの情報記録媒体専用保管庫なども有している。
同社グループは、引き続き国内物流事業の基盤強化を進め、顧客の物流品質向上と物流効率化に寄与していくとしている。