• 物流施設

21/01/15

GLP、しゅん工の「GLP八千代Ⅲ」と既存の「Ⅱ」一体運用でロコンドの配送効率化

「GLP八千代Ⅲ」外観

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は1月14日、千葉県八千代市に物流施設「GLP八千代Ⅲ」をしゅん工した。2020年3月に完成した「GLP八千代Ⅱ」に近接。Ⅱと同様、靴とファッションの通販サイトを運営するロコンド(同・同、田中裕輔社長)の専用施設として稼働する。全国への配送拠点として両施設を一体運用することで、保管・配送および人員配置などの効率化を図る。
 所在地は八千代市緑が丘西6。敷地面積は、2万9231平方メートル。 地上4階建て、制振・鉄骨造で、延床面積は5万9590平方メートル。都心部まで約30キロメートル、京葉道路武石インターチェンジ(IC)まで約10キロメートルで、「II」から徒歩約4分の立地。
 既存の「GLP 八千代」および「Ⅱ」と合わせて同社が施設管理を一括することで、施設間の連携及び情報共有ができる。八千代エリア全体としてオペレーションの効率性向上とBCP(事業継続計画)対応の強化が望める。
 今回しゅん工の「Ⅲ」は同社施設として初めてコミュニティスペースを設置。八千代市と協定を締結し、貸会議室、オープンラウンジ、キッチン、防災倉庫などを4月から地域開放する。また、バスの待機場や運転手休憩所を設けて新規路線バスを引き込み、同エリアの交通利便性向上に貢献した。