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20/12/26
新日本海フェリー、21年7月から新造船「それいゆ」就航
新日本海フェリー(本社・大阪市、入谷泰生社長)は2021年7月、新門司(福岡県)ー横須賀(神奈川県)航路に新造船「それいゆ」を就航する。航海速力は28・3ノットで、新門司から横須賀まで約21時間で運航する。ダイヤは日曜日を除く週6便。九州ー関東間の貨物が3日目で配送可能な高速船として、モーダルシフトの需要に応える。
総トン数は約1万5400トン。船内には青果物や生鮮・冷凍食品の鮮度を保持する電源設備のほか、トラックドライバー専用の浴室や食堂を備える。車両甲板は2層構造で、トラック約154台、乗用車約30台が積載可能。
旅客定員は268人。3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーターを設け、レストラン、バーベキューコーナー、プラネタリウム・映画鑑賞シアターなどのほか、最上階に露天風呂を備える。九州圏と関東圏を結ぶ物流と観光に貢献する。