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20/12/24
花王とライオン、両社拠点間の往復輸送を開始
花王(本社・東京、澤田道隆社長)とライオン(同・同、掬川正純社長)は10月27日、関東と四国の両社の拠点間輸送を組み合わせた往復輸送を開始した。トラック輸送の生産性向上と二酸化炭素(CO2)排出の削減を目指す。
花王の川崎工場(神奈川県)から坂出ロジスティクスセンター(香川県)間の輸送と、ライオンのライオンケミカル坂出工場(香川県)から加須(埼玉県)・柏(千葉県)・相模原(神奈川県)にある各流通センターへの輸送を結合して往復輸送とする。東京港から徳島港までは海上輸送を利用した無人航送を行う。
両社は、物量や積載量、輸送ルート・頻度などを検討し、運送事業者との情報共有・調整、輸送テストを実施して定期輸送を開始。この取り組みにより、従来の輸送方法と比較してトラックの空車走行距離を短縮。両社合計でCO2排出量の45%、輸送費用の23%削減を見込む。