- 物流企業
20/12/22
トランコム、ホームロジ、ユニ・チャームプロダクツ、共同輸送事業で表彰
トランコム(本社・名古屋市、恒川穣社長)、ホームロジスティクス(同・東京、柳川弘之社長)、ユニ・チャームプロダクツ(同・愛媛県四国中央市、関忍社長)は12月16日、「グリーン物流パートナーシップ会議優良事業者表彰」で「国土交通大臣表彰」を受賞した。車両台数削減とドライバー作業負荷低減が評価された。
異なる業種のホームロジとユニ・チャームプロダクツの共同輸送による物流効率化を、トランコムが起案した。物量波動の大きな2社の貨物の組み合わせによる当日往復輸送で波動を平準化。満載にならない曜日はトランコムの求貨求車サービスが保持する貨物を混載し、輸送効率化を図ることで運行台数50%削減を実現した。
また、2社の物流センターで荷役業務請負をしていることから、スワップボディコンテナ活用による荷役分離を可能とし、ドライバー荷役作業を半減した。その結果、二酸化炭素排出量を年880・4トン削減した。
今後も3社は連携を強化するとともに、パートナーとなり得る企業と幅広く取り組むことで、限りある輸送力を最大限活用した輸送実現に取り組み、社会の課題解決に貢献していく。