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20/12/17

全ト協、9296事業所を優良認定・物流トラックの5割超が「Gマーク」に

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は12月14日、「Gマーク(安全性優良事業所制度)」で、2020年度分として新規・更新を合わせた9296事業所を認定した。全国のトラック運送事業所の認定率は、前年度比0・8ポイント増の31・3%。車両台数でみると同0・6ポイント増の50・5%で70万7683台となり、トラック台数ベースでのGマーク認定率が初めて5割を超えた。

注)認定数・認定率は12月現在の数字


 今回の認定の内訳は、新規申請が1599事業所。初回更新が1414事業所。2回目更新が1820事業所、3回目更新が1939事業所、4回目更新が1127事業所、5回目更新が1397事業所。16~19年度の認定分1万7769事業所と合わせ、認定総数は2万7065事業所にのぼる。
 認定の有効期間は21年1月1日から、新規事業所は2年間、初回更新事業所は3年間、2回目以降の更新事業所は4年間。また、20年7月豪雨の被災に対する特例措置として、1事業所については有効期間を来年12月まで1年延長した。
 この制度は、利用者が安全性の高い事業者を選びやすくするとともに事業者全体の安全性向上の意識を高める目的で、03年に開始。トラック運送事業者の交通安全対策について事業所単位の取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定している。