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20/12/15

日通、シンガポールで医薬品・航空輸出入サービスのGDP認証取得

 

シンガポール日通 外観

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は10月30日、医薬品GDP(適正流通基準)の航空輸出入サービスに関する認証をシンガポールで取得した。同社現地法人のシンガポール日通がチャンギ空港内で運営する施設で、日系物流企業では唯一の空港保税地域内施設としてのメリットを生かし、医薬品の安全かつ高品質な航空輸出入サービスの提供を目指す。
 医薬・医療分野はシンガポールの重点振興産業のひとつで、世界中の製薬会社が研究・開発・製造拠点を構えて産業集積が進む。自由貿易港として条件の整ったチャンギ空港を活用した医薬品の輸出入は今後、さらに需要が高まると予想されている。
 同社は引き続き、主要拠点で同認証の追加取得を図る。グローバルネットワークを活用した医薬品ロジスティクスで、高度化する医薬品業界のニーズに応える。