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20/12/14

小西医療器、自動物流設備導入の新物流センターを大阪にしゅん工

 シップヘルスケアホールディングスのグループ会社小西医療器(本社・大阪市、堤田宏社長)は12月10日、医療材料物流拠点「大阪ソリューションセンター」をしゅん工した。自動化設備やRFID(無線電子タグ)など新技術を導入。医療機関に消耗品を配達する関西の基幹物流センターとして機能する。 

 所在地は大阪府門真市松生町4ノ6。敷地面積は約5683平方メートル。鉄骨造の5階建て、延床面積は約1万254平方メートル。4階までを倉庫として使用する。
 約1747平方メートルの立体自動倉庫を導入。自動化された倉庫で人の手を介さず機械が作業を行うことで、医療材料清潔な状態で管理することが可能となる。

コンベア一体型RFID自動貼付ロボ

 日本で初めて全医療材料にRFIDタグを使用して管理。小分け単位ですべてRFIDタグによる管理をすることで、オペレーションを効率化するだけでなく、納品先の施設内においても、簡単で正確に在庫管理をすることが可能になる。また、データを蓄積していくことで、トレーサビリティ(追跡可能性)も実現する。