• 物流企業

20/12/14

NTTロジスコ、物流センター改善報告会1位に「埼玉物流センター」を選出

 NTTロジスコ(本社・東京、東明彦社長)は11月19日、「第18回物流改善報告会」を本社で開催した。全国から11チーム約270人が参加した。
 1位には「埼玉物流センター」の「新たな作業方法の提案と発信」が選ばれた。電源アダプターケーブルの「自動クリーニング・結束作業ロボット」を開発して自動化を推進。大幅なコスト削減と、品質向上を同時に実現させた。また全国7物流センターで実施する流通加工業務で動画マニュアルを導入。各センターで発生していたクレームの要因と再発防止策を事象別に共有し標準化、発生件数を大幅に削減した。
 また、2位には「高槻物流センター」の「こん包イノベーション~10年に1度の大改革~」が、3位には「平和島物流センター」の「販売品物流と修理済物流の連携によるコスト削減 」がそれぞれ選ばれた。
 同社は、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとしたLGPS(LOGISCO Production System:ロジスコ生産方式)に基づく5S・改善活動に取り組んでいる。2010年からは、毎年活動成果の報告会を「物流センター改善報告会」として開催していた。今回からは新たに「物流改善報告会」と題して、「LOGISCO One Team」、「美しく透明な流れをつくる」のスローガンを設定。物流センター、事業本部、サービス本部が一体となり「新たな付加価値の追求」などをテーマに、各チームと参加者の間で活発な意見交換を行った。