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20/12/10

コープさっぽろら、ツナグテの納品書電子化サービスを導入

 コープさっぽろ江別センターを運営する北海道ロジサービス(本社・北海道江別市、岩藤正和社長)は12月、TSUNAGUTE(同・東京、春木屋悠人社長)の伝票運用効率化サービス「telesa-delivery(テレサデリバリー)」を導入した。納品伝票を電子化し、業務の効率化を目指す。

コープさっぽろ江別センター

 まず大塚倉庫の納品する商品で、テレサデリバリーを活用した電子受領を実施する。その後、コープさっぽろ、北海道ロジに納品されるすべての商品への拡大を図る。

テレサデリバリーの「電子受領機能」

 コープさっぽろと北海道ロジでは、紙の納品書に関する物流管理事務の煩雑さが課題だった。そのため10月、エバラ物流と大塚倉庫の納品伝票を対象に、納品書の統一化とデータ管理による物流管理事務の効率化を目的とした実証実験を実施した。
 この実証実験を通じ、①関係者間における電子受領が可能であること②業務効率化の向上③物流関係者同士の接触回数低減による新型コロナウイルス感染症対策が期待できるーーことを確認した。そこでまずは納品書のデータ管理と問い合わせの削減を目的にテレサデリバリーの導入が決定した。

 北海道ロジの高橋徹執行役員常務は、「商流・物流一体となった取り組みで、物流デジタルトランスフォーメーションを加速させたい」とする。