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20/12/04

イズミの広島センターに、Hacobuのトラック予約受付サービスを導入

 

イズミ広島センター

 総合スーパー「ゆめタウン」などを運営するイズミ(本社・広島市、山西泰明社長)はこのほど、イズミ広島センターに、Hacobu(同・東京、佐々木太郎社長)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ バース)」を導入した。
 同サービスの導入により、庫内業務員とトラックドライバーの双方の生産性向上を実現する。また、取得した物流データを活用し、納品時間の適切な設定や人員の適切配置などが可能で、物流センターの出荷能力の向上につなげる。
 イズミ広島センターは、中国・四国・九州地方でゆめタウンなどを展開するイズミが2015年に広島市西区にしゅん工した大型物流センター。同施設では従来、入荷トラックを先着順で受け付けていたため、特定の時間にトラックが集中し周辺で待機が発生していた。
 いつ何を積んだトラックが到着するかが事前に把握できないことから、物流センター側で事前準備ができず業務が非効率になっていた。
 MOVO Berthは、トラックバースの予約や物流施設での入退場受付をオンライン上で管理する仕組み。入出荷情報の共有化、車両平準化、トラックの待機時間の削減を行うことが可能で、18年のサービス開始後、現在の予約者側のユーザーも含めた利用拠点数は3200を突破してる(2020年11月現在)。
 イズミは、「導入事例の多さ、予約機能の柔軟さ、導入支援の手厚さ」がHacobuのトラック予約受付システムを選んだ理由としている。